(131)道化師の蝶

道化師の蝶

道化師の蝶

正体不明&行方不明の作家、友幸友幸。
作家を捜す富豪、エイブラムス氏。
氏のエージェントで友幸友幸の翻訳者「わたし」。
小説内をすりぬける架空の蝶、通称「道化師」。
東京−シアトル−モロッコ−サンフランシスコと、 世界各地で繰り広げられる“追いかけっこ”と“物語”はやがて、 “小説と言語”の謎を浮かび上がらせてゆく――。
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/doukeshi/

円城塔の作品は初めて読んだのだけどなかなか面白かった。個人的には関連して語られる事の多いように思う伊藤計画より好きかもしれない。冒頭のやりとりから惹きつけられた。とはいえこの手の小説を読む技術が無いせいか完全に理解は出来なかったように思う。数回読み返せば理解が深まるのかもしれない。他の作品を読んでみようと思う。