(112)叫びと祈り

叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)

叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)

砂漠を行くキャラバンを襲った連続殺人、スペインの風車の丘で繰り広げられる推理合戦、ロシアの修道院で勃発した列聖を巡る悲劇……ひとりの青年が世界各国で遭遇する、数々の異様な謎。綾辻行人有栖川有栖辻真先三選考委員を驚嘆させた第五回ミステリーズ!新人賞受賞作「砂漠を走る船の道」を巻頭に据え、美しいラストまで一瀉千里に突き進む驚異の連作推理誕生。大型新人の鮮烈なデビュー作!
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488017590

待望の新人という冠がふさわしいデビュー作。ミステリにはこういう見せ方がまだあるのかと目から鱗的な。まだまだ甘いところはあるのかもしれないけど素直に今後に期待したい。可能性は無いだろうけど仮に斉木シリーズを続けたら最終的に50ヶ国語以上喋れるようになってたりして。