(035)ジョーカーゲーム(036)ダブル・ジョーカー
- 作者: 柳広司
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/29
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 168回
- この商品を含むブログ (203件) を見る
- 作者: 柳広司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/08/25
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 47回
- この商品を含むブログ (100件) を見る
戦中の日本、結城中佐という謎の諜報員によって設立された「D機関」と呼ばれる極秘の諜報機関。その諜報機関を軸としたスパイミステリ。両作とも短編集ですべての作品に共通して登場するキャラクタは「結城中佐」のみなので毎回話としてはリセットされている雰囲気があり、2作連続で読んだというのもあり少しだけ後半は飽きてしまった。逆にいうと1話目が一番面白かった。ホームズにおけるワトソンみたいな存在がいないと継続した面白さは難しいのかもしれない。というより最初に出てきた佐久間という軍人がその役割を担うのかと思ってた。設定自体は魅力的なので1作目はともかく2作目は中長編レベルで読みたかった。どうでもいいけど「D機関」って何かデジャブ感あるなと思ったら最近見たシュタインズゲートの「Dメール」だ。結城中佐=厨二病。