(027)インシテミル
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 文庫
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相当疲れた状態で読んでいたのと結構登場人物が多かったのであまり真剣に推理出来なかった。一気に読み終わったので展開としては面白かったのだけど、結末としてはそれほどのどんでん返しがあるわけではない(犯人が分かりやすいというわけでも無いが)ので「あー、この人なんだ」という感想。結構文章量があったはずなのに早足気味だった印象。作中に出てくる「テキストメモ」にはミステリの名作がいくつか登場しているのでミステリ好きはニヤリとするかも。(先述した「そして誰もいなくなった」をオマージュした箇所も出てきたり)